先日、私が大好きなポッドキャストの番組で私のお便りを読み上げてくださり、おすすめの本をわざわざアメリカまで送ってくださったことをブログに書きました。
その時のブログ↓
嬉しすぎて、読みかけの本があったのにすぐにこちら、「翻訳教室」を読んだよ。
翻訳教室 はじめの一歩 鴻巣 友季子(著)
あらすじ(裏表紙より抜粋)
文芸翻訳の第一線で活躍し続ける著者が、母校の小学校で開催したユニークな「翻訳教室」。英語にほとんどなじみのなかった子どもたちとともに、名作絵本「The Misiing Piece」の翻訳に挑戦するーそのとっておきのレッスン。
「外国語を訳す」とは一体どういうことなのだろう?小手先の技術やテストのためだけの勉強ではなく、母語ではない他者の言葉と向き合うための「はじめの一歩」を本当の意味から考えてくいく。珠玉の入門書。
感想
最初は、「翻訳」の話?私にわかるかな?難しいかな?
という印象だったけど、読んですぐにそうでないことに気付いた、
「バタやん、ホントに私にぴったり!ありがとう!」
アメリカに住んでいる私だからか、「言語」についてすごくよく考えるようになっていたのね。一、英語学習者としてなのかな。
アメリカ人を前に「アメリカ人たち、ラッキーだなー、自分の母語が世界の共通語ってことはそんなに困ることなく、会話が出来たり、表示が読めたりするんだもんな」ってよく思う。
それと同時に、ここ最近日本の本を読むようになって「日本語、すごいなー!美しい!」とも思っていた。両言語を比べるとかではないけれど、英語も日本語も私にとって生活に必要なレベルであることは変わりない。
ということを思っていた矢先に、「日本語の成り立ち」や諸外国の中の「日本語」をこの本で習い、とてもおもしろかった。
「これまでいくつもの言語が絶滅してきた。」なんて考えた事もなかったな。
そしてこの本の柱である「The Misiing piece」の翻訳。
ちなみにこちらの本です。
このタイトルを私ならどう訳するかな。
ちなみにオリジナルは「ぼくを探しに」
鴻巣さんは「どこまでも どこまでも」
私だったら・・・と考えたらホントに寝れなくなるほど考えちゃった(笑)
私なら「ぼくの声のままに」かな。理由は、
みんな自分の思うままにその時々で考えればいい、もし途中で最初と違う気持ちに変わってしまってもいい。自分の思いや気持ちは「こうでなくてはならない」というふうに縛られなくていい。能動的に探し続けていく旅の中で自分の想定のイメージをどんどん広げていける、それも、気持ちに加えて誰かと話せたり、歌ったりする声を持ち合わせていれたら幸せだなと思ったから♪
バタやん、自分では決して選ばなかった本を読む機会を与えてくれて本当にありがとう♪私の想定がまた一つ広がった気がします。
それではまたね!
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