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アメリカ・インディアナ州での駐在生活をお届け

もうすぐ9歳の長女に教わること

長女は来月で9歳になります。

生後7か月ほどで渡米してきたころが信じられないほど、体も心も成長しております。

そんな長女から最近学ぶことが多いの。

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今日は最近学んだ3つを紹介します。

 

「怒らない、怒らない」

ある日、一緒に宿題をしていた時のこと。

小さなミスをしていて、私が指摘したの。そしたら全てを書き直さないといけない箇所で自分に嫌気がさしていた感じだったの。

そしたら「怒らない、怒らない」って小さな声で言いながら全て消しなおし、もう一度正しい答えを書いていた。

ホントだったら「あー!!」とか「もー!!」とか

言いたさそうだったけど瞬時に「怒らない、怒らない」と唱えていた。

つい頭にくるその瞬間に自分で自分を抑えられるなんてすごい!!

私だって見習うね!!と話したらニコっとしておりました♪

 

 

「54歳の友達を作る」

夏休み中、心那が毎朝愛犬もちのすけの散歩に行ってくれてたの。

家のすぐ目の前にある池の周りを一周、一人でもしくは杏那ともしくは私も入れて3人で。

毎朝同じ時間に散歩してくれていたので同じように近所の人たちも散歩してると気軽にあいさつをする文化だからか心那はある日帰ってきてからこう言った。

「新しいお友達が出来たよー、その人も犬の散歩してるの。名前はジェニファーで犬の名前はフィファーだよー。少し日本語がわかるみたいだよ」と。

 

わぁ心那すごいなーご近所づきあいまでちゃんとしてくるのかーと感心して

ジェニファーさんはどんな人だろうと私は思ってたの。

 

そしてある日私も一緒に散歩しているとジェニファーにも会えて

なんと9歳の娘が「ママ、紹介してあげるね!こちらがミス、ジェニファーだよ」

ちゃんと「ミス」をつけて敬意をはらって毎回呼んでいるし!

 

そしてジェニファーと私はそこからとっても仲良くなった。

台湾出身でもう何十年もアメリカに住んでいて、もう働いている年の大きな子供が二人いること、台湾に住んでいた頃は日本にも何度も行ったことがあって日本食や日本の文化、ドラマとかも大好きということ。

ホントに簡単な日本語なら分かるけど私たちは英語で会話。

今54歳で今はパンデミック中だから働いていないけどそれまではアンソロポロジーという私が大好きなお店で働いていたこと。

携帯番号まで交換してテキストメッセージまで頻繁に交換するようになったほど。

そして夕方時間が合えば一緒にお散歩をしている。

第一言語の中国語(マンダリンチャイニーズ)を私たちに教えてくれて私たちはジェニファーに日本語を教えてる♪

他にもいろんなことを教えてもらってるよー!

 

心那にどうやってジェニファーとお友達になれたの?って聞いたら

「毎朝の散歩で見かけるようになって挨拶から始まっていろいろ話すようになったんだよ、それでだんだんお友達になったの。」

とのこと。

すごいな。

 

私もシャイとかではないはずなんだけど、なんか身構えてしまうところあるから

年齢とかじゃなく挨拶をきちんとしてお友達を作れるって大事なコトだなって思ったの。そしてきちんと家族に紹介するのがなんだかとてもアメリカンだよね。

 

心那のおかげで素敵なお友達が出来ました。

 

 

 

 

必ず相手にも調子などを尋ねること

 

学校から娘たちが帰ってくると

「学校はどうだった?」と聞く私。

「楽しかったー!」と子供達。

そしたら心那は必ず私にも聞く「ママは今日ジャザどうだった?何人くらいお客さん来た?」など。

 

一方的でなく、こうやって聞かれたら私も「あなたはどう?」とちゃんと尋ねようという意識がすごくついた。

 

例えば

ジャザのお客さんでも誰でも「How are you?」から始まり一連の挨拶を終えると

スモールトークの時間がある。

「子供達は学校どう?楽しんでる?慣れてきたかなー?」とか

たくさん質問と回答を繰り返したり。その時に私もそれに答えるだけでなく、

「あなたの子〇〇はどう? 〇gradeだよね?」とか、自分も尋ねる側になり会話の主導権を握って会話を続けられるとまたまた盛り上がるしもう一歩その人との関係性も深まるような気がしてる。

 

これは心那がいつも私の事を聞いてくるから私もそんな感じでやってみようと思えたこと。

 

 

9歳の娘に英語の事は毎日のように教えてもらってるけど(ホントこれは助かってるの)それ以外にもなんだか社会的に大事なシンプルな事まで日々教えてもらっております。その度に「心那のそういうところすごいね、ママも見習ってそうしてみるね」とまるで親子の関係とかでなく習い合っています。そうすると心那も嬉しそうな顔してくれるし、ママになってもいくつの子からでも学ぶことはたくさんあるんだということを分かってもらえたらさらに嬉しい。そして一連のこのやり取りを隣でボーっと見ている次女、杏那にも何か感じ取ってもらえれば嬉しい限り!(笑)

 

 

ではまた♪

 

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