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アメリカ・インディアナ州での駐在生活をお届け

どうしてこんなに書くことが好きになったのか

この時代に手書きを楽しむ私を、周りはびっくりする時もあるほど、

「書く」ことは私の日常。

ブログはデジタルだけど、出来たら手書きで書きたいくらいだよ?(笑)

 

どうしてこうなったのか、今日は私の「書く」ことについてのルーツを綴ります。

 

遡ること、、、、数えられない(笑)

私が小1の時。

近所の習字教室に通い出したことが全ての始まりだと思っています。

鉛筆の持ち方も、左手の位置も、縦線の書き方も、姿勢も、全て先生から教えてもらった。私は高校の時には毛筆は諦めて(下手だったの)硬筆と筆ペンに絞っていたので、どんなシーンでも(お祝儀袋の書き方など)美しい字が書けるように繰り返しました。

 

計15年近くも。

15年という歳月はすごいよね。

高校生になって部活と習字の両立がなかなか難しくなった、もう段とかを進めていくことではなく、実用的な名前や住所の徹底的な練習をしたり、最終的には写経をしたり、先生は臨機応変に書きたい私を支えてくれていました。

 

習字を始めたきっかけはお母さんの意向かな、おじぃちゃんおばぁちゃんの意向かな。

「字が上手だとバカでも賢く見える!」から。と入ったの。

ピアノがやりたい、スイミングがやってみたいとかいろいろ私から言っておいて

私から「やめたい」と言ったものがほぼ全部、でもお習字だけは「やめたい」とは言わなかった。

むしろ、大学生になっても社会人になっても先生のお教室に遊びに行ってたので、

きちんとやめたのがいつだったかも覚えてないほど。

 

先生はずっと、ホントにずっと、何かを書いている人。

私が隣で一生懸命取り組んでいる時も先生も何かひたすら書いていた。

新聞の見出しや包装紙に記載されていた字も。

そして、ふと字を調べていたり。

「書く」ことをこんなにも好きな人はいないと思う。と子供ながらにずっと思っていたな。

私が結婚する時も大喜びしてくれたり、長女が生まれた時は先生の教室まで名披露を書かせてもらいに行った。弟の結婚式のウェルカムボードの隣には先生のお手製の作品。私の実家にはまだ私が書いた作品が飾ってある。

アメリカに来てからも私たちは、ずっと手紙を交換している。

一時帰国のたびに先生に会いに行って、とことん褒めてもらえると、

「また頑張ろう」と心から思える。娘たちも先生の事が大好き。

 

人生の大先輩に、「みきちゃんよく頑張ってる! みきちゃんを思い出して私も頑張ってるよ」と言ってもらったり文章に書いてもらう度に。

とんでもなく勇気をもらえる。

 

あの頃と変わらない先生の美しい字が海を越えて私の手元に届くということだけで癒される。

 

だから私も先生みたいな字は書けなくても、とにかくいろいろと書いていたら

一番のリラックス方法みたいになった。

気持ちが落ち着き、清められる感じ。

 

こんなに書くことが好きだったらもっと違うことに役立てていればよかったな(笑)

今では日本語の文章の素晴らしさを「読む」ことでも楽しんでいるので、また新たな楽しみが出来ています♪

 

どこで何を書いても「字が上手だね」と言ってもらえることは本当に嬉しいし、

その度に先生を思い出しています。

先生またお手紙書くね、そして会える日を心より楽しみにしています!!!!!!

 

母、春美様、こちらをプリントアウトして先生のご自宅のポストに入れてくれたりするかな???(笑)

 

 最後に、詩人の金子みすずさんの歌の中で私が好きな作品

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詩をノートに写す趣味があると笑われるだろうか?ここまで読んでくれた人は納得してくれるか。でもどう思われてもやめられないけど(笑)

 

 

 

 

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