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アメリカ・インディアナ州での駐在生活をお届け

在米13年目でもまだまだアメリカの苦手なこと3選

日本で生まれ育った私が大人になってからどっぷりアメリカで暮らすことになり、

これまでの「当たり前」を覆されてきた13年。

でも不思議なもので、住んでいれば大抵のことは慣れるのがすごいこと。

苦手なことも不便なことも工夫していくこと、もしくは思いきって諦めることもできるのが人間だということも学んだ13年。

でも、未だこれらだけは慣れない、日本とどうしても比べてしまうことなどが正直ある。比べたってなんの意味もないことも分かってるんだけどね(笑)

 

在米13年目でもまだまだアメリカの苦手なこと3選

 

①汚い公共のトイレ

これはもはやアメリカあるあるとかではなく、日本のトイレがキレイすぎるのだと思う。アメリカのトイレは全てじゃないけど平均して汚い。お店もレストランも。

もはやキレイなトイレがあると「えっ!?ここトイレキレイ!!」と娘たちとシェアするほど。最近出くわしたトイレでキレイだったところはココが習ってたテニスクラブのトイレ。めちゃくちゃキレイで練習後みんなで見学しに行ったほど(笑)

 

何が汚いってもはや入り口からキレイじゃないし、できたら座りたくないみたいな時もあるし、お手手洗うシンクも汚いとかあるし。

とにかく日本の入り口からどこまでもキレイなトイレは素晴らしい。

日本に一時帰国した時、羽田空港でまずトイレを利用するんだけどそのトイレで

「あー日本に帰ってきたんだな」と実感する。

日本のトイレは日本の誇りだと思う。

 

②チップ文化

何年アメリカにいても私はまだチップに慣れていない。

慣れていないというか、まだ払うのに躊躇いがあると言っても過言ではない。

ケチなのかと言われればそうだと思う。

日本ではチップという文化がないにも関わらずレベルの高いサービスがどこでも受けれる。アメリカのフルサービスのレストランでランチでは15%から20%、ディナーでは20%以上などもはやチップありきでご飯を食べに行くのは慣れてきたけど、だからと言って素晴らしいサービスが受けれるかといえばそれは別問題。

 

最近ではレストランによってチップ込みみたいなレシートもあるくらい。

チップ18%が既に含まれているなんてびっくりだ。

物価高になっているアメリカ(世界中でそうだよね)でレストランでご飯食べてチップまで払うとなると自然と「お店で食べる」じゃなくて「お持ち帰り」にすることが多くなる。

お持ち帰りにすればサービスを受けるわけではないのでチップを払わないでいい。(払いたければ払えばいい)

 

チップは消費者が払いたくなるほどいいサービスだった!と思える時に払えばいいんじゃないのかと思う反面、日本で生まれ育った私たち日本人からすると、びっくりするほどのいいサービスだなんてどんな「おもてなし」なんだろか(笑)

 

とにかく、外食する時に

日本では「美味しいご飯がチップなしでサービスを受けられて頂ける」なんて幸せーとやっぱり思ってしまう。

日本ではサービスのレベルの標準、初期設定が高すぎてそう思ってしまうんだけど、これも上記のトイレ問題と同じくもはや日本が素晴らしすぎるんだと思う。

 

③思わぬところで自分が日本代表みたいになってしまう時

どういうこと?と思うよね?これはちょっと番外編なんだけど。

 

私の住むカーメルはそんなに日本人も多いわけではなく、私が勤めているジャザサイズも私の他に日本人のお客さんが一人、子供達の現地校も日本人は少ない。アンの小学校ではアン一人。

で、日本といえば「アニメ、ゲーム」が段々と定着してきたアメリカ。

一大産業と言っても過言ではないんだけど、私はマジでアニメやゲームがわからない。

でも「日本人なら絶対知ってるはず!」とか思ってる人も多い(笑)

アメリカ人全員がアメフト好きなわけじゃないでしょ?って感じだけど。

 

とにかく、この狭いコミュニティの中で日本人としての意見を求められることも多く、私の意見が「日本代表」みたいになっちゃう時が多い(笑)

だからいろんな人がいるし、日本と言っても各地で違うし、世代でも違うし、と言いたくなる。でもそんなことお構いなしであなたの意見が聞きたいのよって感じだろうから私の意見を言うけど私は自他ともに認める「マイノリティ側」。

だから私の意見が日本人の本質だ!とか思わないでほしい(笑)

そんな大きなことでもないんだけど私が日本人だと分かった途端、アニメを力説してきたりする人が多すぎる。お店の人とか。

あなたのが全然詳しいし、なんなら私専門は韓ドラよ?と言いたい(笑)

そちらの固定概念も一度緩めて頂けると嬉しい(笑)

ただ、ここ最近やっぱり日本に興味を持つ人がどんどん増えてきた!それは嬉しい!

どんな国の人相手でも国というフィルターをかけるのは仕方ないけどそれよりもその人自身を見ようとすることの大切さを学ぶ件(笑)

 

 

 

他にも家の何かが故障したりした時に電気屋さんとかいろんなリペアマンが来てくれるんだけどそういう人たちの時間がルーズだったりすることとか、挙げればたくさんあるけど、それはもう慣れた。

来てくれればまだマシくらいの気持ちにまでなったし。

 

レジに行列ができていたとしてもおしゃべりをやめないスタッフさんたちも

こっちが広い心を持てばいい(笑)

焦らないよう時間に余裕を持てばいい(笑)

 

「郷に入っては郷に従え」というのも十分理解し、尊重してその通りやっているけど、ふと俯瞰して見てみると「?」と思うこともある。

アメリカに来て学んだことのうちの一つはこれまで培った自分の「当たり前」は当たり前ではないということ。

こうあるべき!こうでないといけない!というような固執した考えが時に自分を生きづらくもさせるなら柔軟に考えるように、受け入れられるようになる方がよっぽど楽だということ。

時間もかかるけど、汚いトイレも余分なお金を払うことも嫌っちや嫌だけど、仕方ない。違う面を見ればいいところもあるわけだし、なんならいいところ多いよー!!

長くなってしまったので今日はここまで🎶

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