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アメリカ・インディアナ州での駐在生活をお届け

意見を持たない日本人?

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最近いろいろと考えていたこと。

日本人というくくりにしてしまってはいけないかもしれないけど特に私は「あまり物事を考えないからそれについて意見もなかった」ということ。

 

アメリカで生活をしているといろいろと文化の違いや教育方針の違いなど当たり前だけど目の当たりにする。

日本の教育では(少なからず私の時代は)出された問題に答えがあって先生がそれを導くように授業が展開されていたり、子供の頃も(大人になっても)求められている答えはこういうことかな?と裏をついて優等生のような答えを発表したり。

 

いろいろな社会問題(今だとコロナのワクチンだとか各国の対応とか)に自分が考えて自分の意見を話すという場にあまりにも慣れていない。

社会問題というような堅苦しいトピックでなくてもそう、○○についてどう思う?

って聞かれてもあんまりなんとも思わないで過ごしてきたような。

 

でもアメリカにいて、自分の意見を持つことが大切なことが分かってきたのは

他人が違う意見を持っていても当たり前で、それが受け入れられる国なんだなと思ったから。

全員が全員ではないとは思うんだけど一般的に本当の意味で多様化

答えが用意されていて自分がそんなに納得していなくても

こう聞かれたらこうなんだという固定概念みたいなものが私には深く根付いていたと思うの。

日本の教育を悪く言える立場ではないけど、世界に目を広げることを前提とするならもう少し自分で考えて自分で表現する訓練を子供のうちからした方がいいなとつくづく思う。

 

ジャザのお客さんと日常会話をしても

「みきはどう思う?」

「日本ではどう?」

「こういうときみきならどうしたい?」

といつも聞かれる。

英語力以前に自分の意見を持てるかの方がここでは大きな問題だったりする。

 

ここで何を言っても批判されることはないと分かっているので最近では

思いっきり自分の意見を言ってみる。カタコトの英語でも。

それの繰り返しで私のことをだいぶ分かってもらえるようになったとも思う。

以前の私だったら「こう答えてほしいのかな?」「こう答えるのが一般的かな?」

って思っていたかな。

 

今、ある英語の勉強をしてるんだけどほぼ毎日いろいろなトピックについて英語で文章を書いてる。身近なことからあまり考えてこなかった事まで。

自分の意見を短くてもいいから考え伝えるという、英語面以外にもいい訓練となってるの。

あまりに私何も考えて来なかったんだなー。

日本人がみんな同じような答えを用意して同じようなことを発表してるシチュエーションをよく見るけど(特に教育の場で)それじゃおもしろくないな。

みんな「模範解答」を用意して本質的なことは分からないでいると脳の考える機能がどんどん低下しちゃう!!私の場合まずその機能を備えるところからスタートしたのだけれど(笑)

 

9年かけてようやく分かったのか?と思われるかもしれないけど

ホントにようやく分かってきたかもしれない(笑)

駐在妻としてアメリカに渡り、子育てをして少し落ち着いてきて自分の社会を小さいけれども持てて、ようやくというところでしょうか。

 

って真面目な話のようになっちゃった!!!

まっいっか♪

こういうこともブログにしたっていいよねー♪

では、皆さん Have a great rest of your day! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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